ぼんやり備忘録

妊娠・出産・育児・日常のメモ。

生後1ヶ月15日 直パイ

私の乳首は短めで、乳輪も小さい。
しかも皮膚も硬いという残念な体質である。

妊娠中も8.5キロの増で、そんなに太った訳でもなかったのだが、お腹が突き出るタイプだった為、皮膚の伸びが追い付かず、8ヶ月に入った時点で下腹部に妊娠線が出来始め、産む前にはへそ周りまでがっつり増えた。
高いクリーム塗ってたけど、体質には勝てなかった…。
悲しいお腹になってます。
ちなみに、出産して胸が張ってきたら、胸にまで妊娠線が出来てきてます。
泣きたい…。

お腹の妊娠線だけでも凹んでいたのに、まさか授乳でもそれがネックになるとは、出産するまで気がつかなかった。

出産した病院はそれなりに母乳育児推奨の方針であった。
確か、普通の産婦さんは出産後にカンガルーケアをしながら授乳して、4時間後から母子同室だった。
しかしながら我が息子は出生体重が重く、低血糖を起こす可能性があり、念の為検査を受ける必要があった。
そういったことからカンガルーケアはせず、産まれた日は一晩小児科に預けられた。(検査の結果、幸い異常はなかった。)
その為、私は出産した次の日からの授乳となった。

授乳を始めてみると、皮膚が伸びにくいせいか、とにかく乳首が痛くて痛くて堪らなく、初日に即乳首が切れた。
次の日、その次の日も頑張ったのだが、馬油&ラップでケアしても乳首の状態は悪くなるばかりで、根性なしの私はギブアップしてしまった。
出産後3日目まで、滲むくらいしか母乳が出なかったため、搾乳するということもできず、ミルクを哺乳瓶で与えていた。
4日目、ようやく胸が張ってきたのだが、乳首がまだ痛かったので、看護師さんの勧めで、母乳相談室の乳首部分を自分の乳首に着けて吸わせてみた所、上手く授乳が出来た。
それで一時ホッとしたのだが、結果的にそれと最初の哺乳瓶での授乳のせいで、乳頭混乱を起こしてしまったようで、乳首から飲ませようとすると怒って泣いて暴れるようになってしまった。

退院後もずっとその調子で、母乳相談室の付け乳首授乳を止められずにずっときていた。
機嫌が良いタイミングでなら直接おっぱいから吸ってくれるのだが、99%は付け乳首での授乳だった。

しかしながら、今日は朝からげっぷがうまく出来なかったせいか、2回程大量に吐き戻ししたこともあり、どうにか直接飲めるようにしなければと、今まで以上に強い危機感を持った。

泣いても3分くらいは我慢させて、根気よく乳首を咥えさせるようにした。
1回はそれでもダメでいつも通り付け乳首で授乳したが、それ以外は何とか直パイで飲んでくれた。
息子、頑張ってくれています。
ごめんよ…母の乳首が難易度高いせいで、要らない努力をさせてしまって。

しかしながら、今度は私の母乳が出過ぎているせいなのか、げっぷをさせてもこれまた吐き戻しをしている。
溢乳ってレベルだけど…。
母乳がシャーっと吹き出すことがあるので、息子、むせることもあります。
授乳、なかなか難しい。
こんなにおっぱいあげるのに苦労するとは。

産んでみないと分からないことだらけです。